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鑑賞052「芯」(TB144まで)








ただ芯に捕らえられたる白球の痛みを引きし放物線かな
  東雲の月

その打球が、スタンドインするだろうことは分かっているのに、
見上げていなくてはならない。
野球の魅力って、あの滞空時間にギュっと凝縮されてるのかもしれません。
チームメイトだけでなく、関わっている人みんながその命運を覚悟する、あの数秒。
投手は永遠にも感じるのかもしれないなぁ。

"痛みを引きし放物線かな"
う~ん、名歌というにふさわしい響きを持っていますよね。
高校野球の会報か何かの巻頭に載せてほしいくらい。
どうでしょう、関係者の皆様。…見てないか。



」の秀歌たち。


飯田彩乃
 尖らせた瞳のままゆく少年のうちに眠れる4Bの芯

梅田啓子
 衿芯のぴんと張りたる人なりき こぼれ種より朝顔いづる

久哲
 尺と言う古い単位に包まれて花火の芯で眠る夏色

龍翔
 似たような人をいつでも好きになる 色鉛筆の芯は柔らか

冥亭
 食べ終えて林檎に芯のある事を知るが如くに汝を愛さむ

揚巻
 泣かぬのは泣かせてほしいからなのに拗ねたりんごの芯まであおい

村上 喬
 白百合の花芯をつまんだ指先で窓のくもりをあなたは拭う


(敬称略)

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カミソリーフ
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