QLOOKアクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鑑賞102「幸」(TB174~303)









山盛りのフライドポテト 金子には金子の見つけた幸せがある
  小林ちい

金子には金子の。私には私の。それぞれの。
うん、それでいい。
とも読めるし、それでいいのか金子よ、なのかもしれない(笑)。
誰もが好きだけど、食べ過ぎるのはちょっとダラしない、
フライドポテトという選択が絶妙。

こういう少しシニカルな視点は、持って生まれたものというか、
努力してもなかなか得難いだろうし、
頑張って同じように詠もうと思っても、
あざとくなっていってしまう気がする。

こういう歌風に憧れながら、自分の詠む作品は全然違う方向へ
向かうのがつくづく不可思議・・・
嫉妬を感じつつ、第一席。



」後半の秀歌たち。


揚巻
 親しげなその一枚目、幸せの終わりを始めるためのドミノよ

おおみはじめ
 幸薄(さちうす)と言いつつ笑う女らを白く塗られた墓に見立てる

羽根弥生
 幸福な王子に添ひしつばくらめおまへは少年だらうねきつと

新藤ゆゆ
 おたまじゃくしをすくうみたいに幸せな指のかたちに折りまげてみる

歌音
 幸福の駅にてわらう写真だけ残したひとに触れて水脈

ひぐらしひなつ
 膝についた砂を払えば幸福の遠景として立つ無人駅


(敬称略)

コメントの投稿

非公開コメント

カミソリーフ
題詠blogへの投稿、選歌、鑑賞。
お気軽にコメント下さい。
     powered by 涅槃 ver.2
理阿弥(りあみ)



ツイッター: Assam_Occam


 歌歴:08年より。
 口語でも文語でも。

カテゴリ
ブログ内検索
now Loading...
リンク
新しい記事
コメント
トラックバック
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。