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鑑賞007「耕」(TB 162まで)







突然に耕地を抜けて町に出るさみしさまちのあかり ひとごと
  西巻真



夢落ちを期待できないこの街の午後いっぱいを耕す樹木
  久哲


土を離れて生きる我々が、どのように「」を詠み込むか。

読み取れるのは、共同体に属することへの違和感や孤独だろうか。
築き上げてきた社会やつながりが幻想かもしれないという不安は、
都市生活者の誰もが少しずつ抱えているものかもしれない。

幻想は言い過ぎとしても、それが脆いものだということに、
我々はもう無自覚ではいられない。
戻ってゆくべき場所は、あるのだろうか。



」の秀歌たち。

津野
 夏の葉が凍土の下で朽ち眠る汝が耕せばそれは蹂躙

保武池警部補
 おとこのこと何時も思いて耕すや片手芋を持ついとこの事を

(敬称略)

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございます。

理阿弥様。
お久しぶりでございます。
久哲です。

鑑賞していただきありがとうございます。

うーん。コメントが的確ですね。むしろ、あなたのコメントを読ませていただき
「そーいえば、コレ詠んだ時・・・ そんなこと考えてたなあ」
と思い出したぐらいですよ^^

006「困」の鑑賞でも、秀歌に選んでいただき感激です。
少し、題ブロは停滞ぎみですが、励みになりました。
ありがとうございました。

Re: ありがとうございます。

久哲さん、お久しぶりです。

詩とはなにかということを、久哲さんの作品を読むたびに考えてしまうんですよね。
いや、詳しく言うと「詩と才能」でしょうか。

一首の中で因果を説明して事足れりとする作品が世の中にはとても多いし、
わたし自身そのような歌ばかり詠んでしまっています。
詩というよりは、単に短い散文といいましょうか。

久哲さんや他の方々の素晴らしい短歌を読んで、自分をやっと詩の世界に引き止めている次第で…
こちらこそ本当にありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いします。
カミソリーフ
題詠blogへの投稿、選歌、鑑賞。
お気軽にコメント下さい。
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理阿弥(りあみ)



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 歌歴:08年より。
 口語でも文語でも。

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