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鑑賞013「故」(TB 147まで)

歌人吉川宏志氏の著作『風景と実感』(2008)の中のことば。

歌の中から生の手触りが失われるときには、歌の奥行きもまた消えてしまう。

歌の奥行きってなんだろう。
頭の中の、狭い世界だけに耽溺していないか、
常に問いながら歌作にはげまねば。

 *  *  *

お題は「」。

生の手触り、生の手触り。
求めて今回は選歌のみ、二首。


」の秀歌たち。

猫丘ひこ乃
 故郷へと向かう列車で恵方巻南南東がずれてゆきます

揚巻
 故障中の蛇口に梵字したたりて眠りのひだをみな吸い上げる

(敬称略)

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ありがとうございます☆

拙作を取り上げてくださいましてありがとうございます!

どんなお題でもなるべく明るい雰囲気が出る歌にしたいと
常々思っています。
これもそのひとつかもしれません。

故郷へと向かう列車に乗り込む前に恵方巻を買い、
車内で食べ始めるひとを想像しました。
他の乗客の視線を気にしながら南南東に向かって
丸かぶりをしたのはいいけれど、列車はくねくね曲がりながら
走っていきます。南南東を向いていたはずがどんどんずれて
最後は不自然な体制で食べ終わるところまで想像して
もらえたらうれしいです。


Re: ありがとうございます☆

猫丘さん、このお歌、視点が素晴らしいですよ。
普段固定されているはずのものが、どんどん動いていってしまうという・・・
思わずにやりとさせられました。
観察眼の勝利ですね!
私ももっともっと、アンテナの感度を高めたいな、と思い知らされる一首でした。
カミソリーフ
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