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鑑賞019「層」(TB 154まで)








再生の鐘鳴りやまずかなしみのどの層位にも浮かぶ小夜曲
  揚巻

たとえば感情や、過去の記憶やひとの歴史、人間関係などが
層状に折り重なってるように感じられることがあるけれど、
それを説明的でなく一首にする、その答えがここにあると思います。

◯◯は層になっている、という理屈から一歩先へ。
ロジックそのものを説明するのではなく、語りたい構造を大前提として、
その中で「わたくし」がどう感じているかを詠うのが大事なのでしょう。
音にも配慮の行き届いた一首です。


」の秀歌たち。

西中眞二郎
 唐突に高層アパート顕れて緑の中に廃墟めきたる

吾妻誠一
 高層へエレベーターで昇る間に 黄砂包みて一色宇宙

オリーブ
 とった手が青色に透けるぼくたちは成層圏を今越えるころ

我妻俊樹
 あの青い高層ビルの天井の数をかぞえてきたらさわって

(敬称略)

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カミソリーフ
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